ホームページに「保護されていない通信」と出たら
ホームページを開いたら、アドレスの横に「保護されていない通信」。お客様に言われて気づく方もいます。サイトが壊れたのではなく、ページが暗号化されずに届いているという知らせです。2026年秋からは、Chrome では開く前に確かめる画面も出ます。見分け方と直し方をまとめます。
先に結論
- 原因は、ページが暗号化されずに届く(http のまま)こと。故障やウイルスではありませんが、フォームの中身は守られていません。
- 確かめるのはアドレス欄の左のマーク。トップと問い合わせのページを開いて、5分ほどです。
- 直すのはサーバーの管理画面の2か所と、ページの中の住所。入れなければ、管理している会社に頼みます。
サイトが壊れた、という知らせですか
違います。表示が言っているのは、ページの届き方です。アドレスが https:// のページは封をした封筒で、http:// のページははがきで届きます。はがきは、途中で読まれたり書き換えられたりするおそれがあります。
- 壊れた・ウイルスに感染した、という意味ではありません
- ただ、問い合わせフォームに書いてもらった名前や電話番号も、守られずに送られます
持ち主ほど、気づきにくい表示です
アドレス欄の小さな文字なので、毎日開いていても目に入りません。そのうえ、2026年9月に出た Chrome 154 から、http のページを開く前に、進むか戻るかを選ぶ画面が初めの設定で出るようになりました(Chrome 154 の案内・英語)。出かたは次のとおりです。
- 初めて開くサイト、しばらく開いていなかったサイトで出る
- よく開くサイトでは、くり返し出ない
毎日開く持ち主には出にくく、Chrome で初めて来たお客様の前に出ます。
よく似た、別の表示があります
| 表示 | 出かた | まず見るところ |
|---|---|---|
| 保護されていない通信 | アドレス欄の左に小さく | ページが http のまま。サーバーの暗号化の設定 |
| 開く前に、進むか戻るかを選ぶ画面(Chrome 154 から) | ページを開く前に | 1行目と同じ。ページが http のまま |
| この接続ではプライバシーが保護されません | 画面いっぱいに | 暗号化の設定の期限切れなど。見ている端末の時計のずれや、Wi-Fi のログイン前でも出るので、別の端末・回線でも出るかを見ます |
自分のサイトを、ブラウザで確かめる
- パソコンの Chrome で自分のサイトを開き、アドレス欄の左のマークを押します。保護されているかどうかが出ます
- トップだけでなく、問い合わせのページも同じように見ます
- スマートフォンでも開いて、同じ表示が出るかを見ます
マークを押して、保護されていると出れば、鍵の形が無くても異常ではありません。パソコンの Chrome は2023年の版から、鍵を別のマークに替えています。また、http:// と打ち直して試しても、Chrome が自分で https に切り替えて開くことがあり、転送の設定が入っているかは分かりません。
直すのは、3つの場所です
①と②はサーバーの管理画面、③はページの中です。2026年11月時点の、エックスサーバーの公式の案内(暗号化の設定・https への転送)での例です。画面の名前は、サーバーの会社ごとに違います。
| 直すこと | エックスサーバーでの場所 |
|---|---|
| ① 暗号化の設定を入れる | 「SSL設定」で、ドメインを ON に(無料)。反映まで最大1時間ほど |
| ② http で来た人を https へ移す | 「ドメイン設定」の「HTTPS転送設定」。①だけでは移りません |
| ③ ページの中の住所を https に | 画像などの住所が http:// のままだと、表示が残ることがあります。WordPress なら、①が反映してから「設定」の「一般」で2つのアドレスを https に。記事の中に貼った画像の住所は、それとは別に直します |
管理画面に入れないときは、頼みます
サーバーを前の会社が契約していると、お店からは入れないことがあります。管理している会社に頼みます。
頼む文の例です。「ホームページに『保護されていない通信』と出ています。暗号化の設定と、https への転送、ページの中の住所の直しをお願いできますか。」
連絡が取れないときは作った会社と連絡が取れないとき、先に調べる3つへ。
今日の3つ
- トップと問い合わせのページで、アドレス欄の左のマークを押す(目安5分)
- サーバーの管理画面に入れるか、ログインの情報を探す(目安10分)
- 入れなければ、管理している会社に頼む文を送る(目安5分)
あなたのサイトの問い合わせのページは、封筒で届いていますか
まず、お客様が名前や電話番号を書く問い合わせのページで、マークを押してみてください。ここが http のままなら、先に直すのはここです。
直す手が足りないときは、修正のご案内でお受けしています。1件で済むか、お見積りになるかを先にお答えします。